2008年に印象に残った本

著書・書籍

今回は、動物園で活躍している著名な方を紹介しましょう。

1.中川志郎 『パンダは舐めて子を育てる』 2008年ワック株式会社
著者の中川志郎先生は、上野動物園園長、日本博物館協会会長他多くの役職を歴任し、現在も(財)日本動物愛護協会理事長を始め、動物に関する分野の第一人者として活躍しています。
著書は多数で、一般向けの本は、流れるように巧みな表現と理路整然とした文章が読者を魅力します。私は先生の本を教科書として使っています。

2.増井光子 『動物の赤ちゃんはなぜかわいい』2008年創美社/集英社
増井光子先生もまた著書が多数あります。
元上野動物園長であり、現在も横浜ズーラシア、兵庫県立コウノトリの郷公園園長など現役で活躍しています。動物が好きな方はぜひお二人の本を一読することをお勧めします。

3.この他、斉藤勝先生(元上野動物園長)は動物全般に精通しており、百科の監修など多く手がけています。
昨年退職し、帝京科学大学生命環境学部教授に就任した石田おさむ先生は、ヒトと動物の関係学会会長としても活躍しています。
現在の上野動物園園長 小宮輝之氏は著書多数であります。
多摩動物園の成島悦雄氏、上野動物園の伊東員義氏、このほか動物園で勤務している方が執筆した本は、実際に飼育経験が豊富でどなたにも参考になります。皆さんも名前で検索してみてください。

タイトルとURLをコピーしました